MENU

10歳差の年下彼氏と年の差カップルに

最終更新日 2021年3月11日

監修・著者 出会いと恋活ガイド 池田 慎吾

「神奈川県横浜市 36歳 会社員 N.T」

 

私は決してモテないわけではないと思っています。学生の頃は自分からアピールしなくても必然的に出会いがあり、色んな人と付き合ってきたり、大学卒業後希望の職種に就け日々満足していました。ただ、彼氏なし5年を更新中以外は

 

20代の頃は大学の友達や職場の同僚たちとしょっちゅう合コンなどで盛り上がっていました。その時に何回か告白もされ、お付き合いもしましたが、なぜかあまり長く続かないのです。

 

私が別れる理由はほぼ「相手の浮気」。男ってこんなにも浮気するものなのか?それとも私が浮気される女なのか?(なんだそりゃ)

 

そんな私もとうとう30代を超え、半年前から始めた恋活アプリで少々困った事になっていました。実は自慢でもなんでもないのですが、年下の男性から好意を持たれ、アプローチされているのです。

 

しかも10歳も年が離れているので、私としてはどうしたもんかと悩みながらも、その彼とはメッセージのやり取りをしていました。

 

理由は私にはない考えの持ち主だった事と、20代の若い考えって「新鮮」にも思えて・・・。

 

正直、過去に別の恋活アプリでセフレ経験がある私は、若い男性はエッチが目当てなのでは?と構えるようになってしまったのです。

 

しかし、結果的に私は10歳年下の彼と結婚までしました。今回はアサラー女が恋活アプリに登録して結婚するまでの信じられない体験談をご紹介します。

 

 

とりあえず諭してあげようと思って会ってみた

 

恋活アプリ内での10歳年下彼のプロフィールの職業を見ると、IT関係となっていました。

 

ITと聞くとつい頭の回転が早いけどオタクなイメージもあるのですが、彼の写真を見るとイケメンの部類に入るのでは?と思いました。

 

そんな彼から突然のメッセージでのアピール「初めましてプロフィールを拝見し、まずはメッセージ交換からお願いします」と。

 

はじめは10歳年下だったので、どうせ話なんて合わないでしょ、とも思ったのですが、その時は「どこでどんな出会いに繋がるか分からないから」と焦っていた私はありがたくお相手をさせて頂いたのです。

 

そしてメッセージ交換をして半月ほどして「会いたい」とラブコールが!!

 

会いたい??こんなおばさんに??ネタ??「無理無理」と返事を返しましたが、彼は諦めてくれませんでした。

 

別の恋活アプリで体目当てのダメンズに当たったことのある私は、この恋活アプリなら真面目な出会いがあると評判だったから登録したのに、まさか10歳も年下の男性を恋愛対象として見る事はできないと思っていたからです。

 

メッセージだけならまだしも、会うとなると時間や食事代といった出費もかかるわけなので、付き合う可能性が低い人には言い方悪いのですが、余計な出費はしたくなかったのです。(そんな余裕もありませんし涙)

 

しかし、彼は「真剣です」と、本当に私に好意を持っているようなので、とうとう根負けして会う約束を交わしたのです。

 

今思うと、この選択は間違ってなかったので、本当に良かったと思っています。

 

読んでおきたいページ 恋活の男性が独立して高収入男に変身|アゲマンな私

 

どんなに説得しても一目惚れの一点張りで

都内に住む彼は、私の住む横浜まで会いに来るというので、とりあえず私は友達や同僚に会わないような場所を探し、仕事終わりに会うことにしました。

 

「とりあえず会って、彼も違うと思うだろう」と思いましたが、そこは女です。念のため化粧直しをし、待ち合わせ場所へ

 

立っていたのは長身のイケメン。いやよく見ると好みは分かれるかも。ただ、身長180はありそうなので、162cmの私からすると高身長はイケメンに見えました。

 

芸能人に例えると田中圭に似てなくはないかな?といった感じです。そんな彼は、私のことを見つけるやいなや、満面の笑みで歩み寄ってきました。

 

立ち話もあれなので、近くの居酒屋に入り改めてお互いの事や仕事の事趣味の話をしました。

 

彼は写真を撮ったり、フットサルのチームを作って、休みの日や会社帰りに集まっては充実した毎日を送っているとのことで、アラサーの私にとっては、生き生きして話す彼のことに対して「おもしろいなぁ」と感じていました

 

だからと言ってこれが好意に変わることはないと、当時は思っていたのですけどね。

 

一方彼はというと、私が10歳も年が上だと承知したうえで「一目惚れした」と。ないない。ホストなの??と何度確認したことか(笑)

 

読んでおきたいページ 最初のデートで相手の車に乗っちゃダメ&乗せちゃダメ

 

とりあえず1カ月会い続けてみることに

 

その日は軽く食べて飲んで一通り話をして解散。次の日も変わりなくメッセージのやり取りをしていく中で、なんとなくまた週末に会うことに。私もどこかで会いたいと思っていたのか?

 

彼に会うと笑わせてもらえることに気付いたのです。彼は若いのに、さすがIT関連に勤めているだけあって話題が豊富でした。

 

「こんなに話題豊富ならモテるでしょ?」と言ってみたのですが、「実際、会社は忙しいから休みの日はフットサルしてるか、寝ているだけなので出会いなんてない」というのです。

 

「それに今は本気で惚れている人はあなただから」とも。お酒の席でもあったのか、こうもストレートにアピールしてくる彼にとうとう負け、試しに1か月定期的に会ってみよう、と提案しました。

 

私の中では「今付き合ったら絶対別れが来る」と弱気にもなっていたので。正直10歳の年の差は大きいですよね??

 

でも真剣に言ってくる彼の言葉を無下にするほど私も鬼じゃないし、かといってズルズル中途半端にしているのも良くないし、と悩んだ末、出した提案が「定期的に会う」だったのです。

 

読んでおきたいページ 東京渋谷で待ち合わせ|1日に5人の女の子とカフェで初顔合わせ

 

健気に頑張る姿に嬉しくなっちゃって

定期的に会う、と決めてからは私も楽しむことにしました。こんな年下の子とデートできるなんてそうそうないしね(笑)

 

そんな私の短絡的な考えとはよそに、彼は思いのほか真剣だったようで、毎回デートの度に小さいけれど可愛い花束をくれました。

 

これは正直、心が・・・・揺れました。花をくれる人なんてそういませんよね?私は生きてきて花なんて貰った記憶はせいぜい送別会くらいしかないのです。

 

他にも私を楽しませようと色んなお店を探しているみたいで、時にはビックリするくらいの敷居の高そうなお店でご飯、なんて時もあり、ようやく「私に本気なんだ」と思うようになってきたのです。

 

はじめは弟みたいな感じで相手をしていたのですが、気づくと話題が続かない、と言ったことも無かったり、それより彼の考え方に尊敬できる部分が多かったことのに気づきはじめました。

 

読んでおきたいページ 宇都宮で恋活相手と待ち合わせ|3人中2人は来なかった

 

ついつい心を許してお付き合いすることに

 

ここまでしてもらって、それでも「年が離れているから」という理由だけで、彼のことを恋愛対象外にするのは失礼だと気付いた私。

 

それに会話や、食事の中で、彼の人間的な部分が垣間見れたので、付き合ってみようとOKしました。しかもそれはメールで(笑)めちゃくちゃうれしい表現をスタンプでくれました。

 

ということで出会ってから、実に3か月掛かりましたが、晴れて恋人になりました

 

読んでおきたいページ 富士急ハイランドで待ち合わせ|5人の友達と2人の恋人候補ができた

 

いつか捨てられるだろうと思いながら付き合ってた

 

しかし、彼には申し訳ないのですが、心のどこかで「いつか若い子の事が好きになったら振られるんだろうな」という気持ちがあり、中々友達や同僚には「彼氏ができた!!」という報告ができませんでした。

 

それに、きっと彼も「10歳年上の彼女ができた」なんて周りに言ったら「結婚迫られるのでは??」「やめとけ」など否定的な事を言われて嫌になるのでは?など、マイナス思考からもありながらの付き合いであったこともあると思います。

 

読んでおきたいページ 沖縄那覇で恋活|ローカルネタが通じる地元の女の子と恋人に

 

2年後まさかのプロポーズで年の差婚に

 

そんなマイナス思考からの交際でしたが、思いのほか順調に進み、交際は2年も続きました。しかも少し前に彼から思いもよらなかったプロポーズを受け、もう何が何だか・・・!!

 

「本当に私でいいの?めちゃおばちゃんになるよ??」何度も確認しました。彼の答えは「結婚してください」の一点張り。泣いていいですか!!状態です。

 

付き合って3か月経った頃に彼のご両親には挨拶に行っていたので、結婚もすんなりOK。

 

私の両親の方がてこずりましたが、2年も付き合っていたという実績があったのと、実はうちの両親も年の差婚なので、許すしかなかったのでは?と思います。(ちなみに父が母より12歳年上なんですけどね)

 

先日晴れて夫婦になった私たちは、お互いの事を思いやること、お互いを尊重しあうこと、この2つはどんな事があっても守ると約束し、夫婦生活を満喫しています。

 

恋活を始めたとき、「やっぱ理想の人なんて簡単にいないよなぁ」と思っていましたが、まさかこんな私が、10歳も年下の夫と結婚するなんて、と自分でも驚きです

 

出会いの場の一つとして、恋活アプリ、私はありだと思っています。

 

読んでおきたいページ 恋活で10人に出会ってもメル友しかできなかった件

 

●出会い系に関する法令
【警視庁】出会い系サイト規制法施行規則
【東京都公安委員会】 改正出会い系サイト規正法
【警視庁】インターネット異性紹介事業